レポート
REPORT
呉市は、市が9つの峰に囲まれている「九嶺(くれい)」がその名の由来と言われています。そのうちのひとつ灰ヶ峰は、市街地の北東、標高737mの独立峰でかつて海軍の高射砲があった山です。
この高射砲の跡が展望台になっており、ここから遮るもののない状態で呉市内の夜景が一望できます。高度があるためパノラマ感が素晴らしく、山と海と街あかりが織りなす絶景は広島県でも随一の夜景だと言えるでしょう。
眼下の休山に目を向けると、街が周りから山を少しずつ侵食して行っているような感じに見えます。これはこれで不思議な光景だと思いました。
また、市街地の光ってる部分がひらがなの「くれ」に見え、それが読めたカップルは結ばれるという何とも胡散臭い都市伝説があります。暇な方はどうぞ探してみてください。
現地まではアクセスが少し大変で、道は走りやすいのですが市街地から山道を延々と20分ぐらい登らなければいけません。慣れていない人には辛いと思いますが頑張ってください。駐車場があまり広くないので、完全に暗くなる前に現地に着くぐらいの意気込みがあれば幸せになれるかもしれません。
余談ですが、呉が舞台となった映画「この世界の片隅に」を鑑賞してから灰ヶ峰に行くと、きっと夜景の見え方も違ってくると思います。是非お試しあれ。
アクセス
ACCESS
アクセスしやすさ |
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呉市街地から車で20~30分
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緯度:34.269960 / 経度:132.593443